「音楽療法サロンGo小金井」
プレオープン第二回体験セッション報告
7月26日(土)の第一回体験セッションから一週間後の8月2日(土)。
今回は、幼児グループのセッションと大人のセッションを実施させていただきました。
幼児グループは、今回は4名のお申し込みがありましたが、1名体調を崩して欠席されたので、4歳児3名(うち1名は先週も参加。2名は初参加)のセッションとなりました。
午後1時半に開始し、まずはタンバリンでごあいさつ。自分の前に差し出されるタンバリンをよく見てタイミングよく応答します。それから、手やからだを使って拍子打ちをしたり、ヒヨコのパペットと一緒に声を出したり、ラッパやベル、ウッドブロックなどの楽器をひとりで鳴らしたり合奏したりしました。
最後は、立ち上がって輪になり、音楽に合わせて歩いて音楽が止まったら「ポーズ!」
というプログラム。自分のポーズを考えたり他のひとのポーズを真似したりして体を動かし、それからバイバイソングを歌って45分間のセッション終了となりました。
リーダーの誘いかけやアシスタントのモデリングをよく見聞きし、楽器の活動でそれぞれに音の感受性が拓かれていく様子が素晴らしかったと思います。
午後3時からは、大人のセッションの第一回でした。
参加申込みしてくださったのは女性ばかり7名でしたが、見学希望で来られた2名の男性にも入っていただき、ソファー椅子でお互いの顔が見えるよう車座になって行いました。
開始前には、「歌なんか歌ったことないのよ」「声が全然出ないのよ」などというお声もありましたが、まずは皆さんよくご存じの「うみ」を体の動きをつけながら、1番から3番まで歌ってみることからスタート。気持ちよく体をゆらしながら、歌声もどんどん大きくなって、ご本人が気づかなくても回りの方から「よく声が出ていましたよ」と言われてびっくりされる一幕があるなど、たちまち和やかな雰囲気が生まれてきました。
歌唱活動では、10曲ほどの歌唱曲を提示してそこから選んでいただいたところ、「サンタルチア」「憧れのハワイ航路」といった明るく元気な曲に人気が集まりました。曲の雰囲気を大いに表現しようというリーダーの提案で、とても溌剌とした歌声が部屋に響き渡りました。
楽器活動では、トーンチャイムやゴールドベルを持って、「オーシャンゼリゼ」「オーバー ザ レインボウ」で音階やハーモニーを味わう合奏に挑戦。最初はうまく鳴らないこともありましたが、少しのアドバイスですぐにコツをつかまれて自信を持って演奏され、また曲の途中で突然キーボードが4拍子を5拍子にアレンジして弾いたりすると、一瞬の戸惑いの後、皆さんすぐに手拍子などボディーパーカッションで応じてくださいました。
「東京音頭」に合わせての身体運動もしっかりと行い、あっという間に1時間が過ぎて、最後は「見上げてごらん夜の星を」で少しクールダウンして、セッションを終了しました。
「次回も参加します!」とのお申込みもあり、今後が楽しみです。
(前橋 記)
「音楽療法サロンGo小金井」は9月以降も継続的にグループセッションを行います。
詳しいお知らせはこちらをご覧下さい。
↑今回の子どものセッションで使用した楽器類
↑今回の大人のセッションで使用した楽器 キーボード、トーンチャイム、ゴールドベル