「音楽療法サロンGO武蔵野」
  4月の活動報告&
  自主グループ「音楽療法せせらぎ会」
  初回 活動報告

「音楽療法サロンGO武蔵野」の4月のセッションは、4月20日に武蔵野プレイスパフォーマンススタジオにて、13名の方にご参加いただき行いました。
今回が「GO武蔵野」という名称で活動する最終回となりましたので、5月からの会の在り方や活動日程などを相談・確認し合いました。
セッションでは、メンバーが定着してきてお互いの様子がわかってきたこともあってか、初めての歩行プログラムにも戸惑ったり消極的になったりせずに、笑い合いながら積極的に楽しんでくださっているご様子。グループとしてまとまってきたことを実感しました。

そして、5月には、「音楽療法せせらぎ会」という自主グループの名前での活動を開始しました。
5月18日(月)、会場を境南コミュニティセンターに移し、ピアノのある部屋で活動することができました。
行楽にお出かけの方などがあって、人数はやや少なめの10名でしたが、最近仲間入りしてくださった方々が継続して参加して楽しんでくださっているご様子にとてもうれしく思いました。
武蔵野市で活動を展開していくことに変わりはなく、そういう意味では「新生GO武蔵野」なのですが、新たな名前がつき、地域の方々が、ともに積極的にこの音楽療法の広がりにご尽力くださるようになったことに、たいへんうれしくありがたい思いでいっぱいです。
私共が「GO」の言葉に込めた「社会資源としての音楽療法」が、一歩ずつ歩み出しているという実感を得ています。
(記 前橋)

「音楽療法せせらぎ会」は原則として第三月曜日に武蔵境周辺の会場で活動しておりますので、参加ご希望の方は右段の「お問い合せ」よりご連絡下さい。
自主グループ移行への詳細は、こちらからご覧下さい。

 
 

活動報告についてのお知らせ

活動を始めて初年度のこれまでは、毎月、活動報告を掲載してまいりましたが、継続的に参加してくださる方々が定まってきて、それに伴って活動も継続的なプログラムとなってきましたので、今後の活動報告は3か月に一度の掲載とさせていただきます。
また、参加者の募集要項も数ヶ月分の予定をまとめて掲載しておりますので、右段にあります「Go小金井 参加者募集中」「Go静岡 参加者募集中」で詳細を御確認の上、お申し込み下さい。
よろしくお願い申し上げます。

「音楽療法サロンGo武蔵野」
 3月の活動報告

3月の音楽療法セッションは、3月16日に「ぐっどういる境南」で行いました。
今回の参加者は13名でした。
初めて参加してくださった方が4名あり、先日お招きいただいた「助け合いネットワーク3丁目会」で音楽療法に興味を持ってくださった方やそこに同席されていた福祉関係の方もお越しくださり、大変うれしく思いました。
歌唱では、卒業シーズンなので卒業式で歌った懐かしい歌を歌い、卒業の思い出話で盛り上がりました。一番懐かしく思い出されるのは小学校の卒業式という方が多かったようです。
毎回取り入れているプログラム、手と脚で違うリズムパターンを打つ「ダジャムプラス・ボディーパーカッション」では、少しずつ難しいものを増やしたり足先まで気を配ってみたりしてみました。慣れてしまうと脳への刺激が減少するので、少しずつ変化をつけてそのプロセスで常に脳が活性化するよう工夫したプログラムになっています。簡単にできないこともしっかりとやり、たくさん体を動かしたことの充実感を皆で共有して、笑顔でがんばれました。終わったときのなんとも「スッキリ」した様子が「いい感じ」です。

最後に、「今年度最終回だから」と、のど飴を差し入れてくださった方があり、その飴を皆でいただきながら、今年度をふりかえり来年度に向けての意見交換をしました。
そこで、「GO武蔵野」の活動を地域で安定的に行うために、「メンバーの方々が自主運営する」という新しい形態の提案があり、快く代表をお引き受けくださる方も決まりました。
内容的にはこれまで通り、変わることはありません。
MMTとしては、地域に一粒まいた種から芽が出て、枝葉を広げるこれからは、地域の方々にも共に参画していただいて活動を発展させていけることになる、と大変うれしくありがたく思います。
今後ますます地域の皆様と連携し合って、地域社会に音楽療法を生かしていけることを願っています。
(記 前橋)

次回の活動は4月20日(月)の10:00~11:30の予定で、会場は、武蔵野プレイス地下2階のパフォーマンススタジオです。詳細や予定はこの記事に続けて載せております「Go武蔵野 4月の募集要項」をご覧下さい。皆様のご参加をお待ちしています。
「音楽療法サロンGo武蔵野」自主グループへの移行詳細は、近日中にお知らせいたします

「音楽療法サロンGo武蔵野」
 2月の活動報告

2月の音楽療法セッションは、2月16日に「ぐっどういる境南」で行いました。
今回も初めて参加してくださる方があり、参加者は13名でした。
まだ寒い日があっても、暦のうえでは、春。
春の訪れを待ち焦がれる曲や春の息吹を感じる曲など、昔から歌い継がれ、子どものころによく歌った様々な曲を、歌詞を味わいながら歌ってみました。
子どもの頃に意味など考えずに無邪気に歌っていた曲を、大人になって音楽や歌詞をあらためてかみしめると、懐かしい気持ちと共に情景が心にひろがり、そこからさまざまなことが回想されます。
そして、そんなことを口々に語り合うのも、大人の音楽療法の大切な時間です。
また、楽器活動では、楽器を演奏することで心身にもたらされるさまざまな良い効果を実感していただけるようになってきて、ますます積極的に真剣に楽しんでいただけています。うれしい限りです。
(記 前橋)

次回3月の「音楽療法サロンGo武蔵野」の活動は3月16日(月)の10:30~12:00の予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は、右にありますカテゴリーの「Go武蔵野 参加者募集中」をご覧下さい。

「音楽療法サロンGo武蔵野」
 1月の活動報告

2015年に入って初めての音楽療法セッションは、1月24日に「ぐっどういる境南」で行いました。参加者は13名で、初めての方が6名も参加してくださいました。
継続参加の方々が和やかな雰囲気を醸し出して場をリードしてくださるので、初参加の方々もすぐに緊張が和らいで楽しんでくださり、大変ありがたく思いました。
最初にどんな曲を歌いたいか、いろいろ話し合った結果、新年初回なのでまずは「一月一日」を歌うことに決定。歌唱活動では、歌の時代背景・作詞者のエピソード・歌詞の内容などを味わいながら歌ったり、いろいろな小物楽器を鳴らしながら歌い、さらにテンポの変化をつけるなどの展開をしてみました。
次に、頭と体をつかった活動をしましたが、右手と左手、あるいは足と手で、違うリズムを打つのは簡単そうでなかなか難しく、思わず出る苦笑いと汗。それでもテンポよく歌いながら、頭が熱くなるほど集中できて、終わると頭がすっきり!
そして合奏。音楽療法で使われる楽器は、あまり見たことがないものも多いので、毎回とても興味を持たれます。音楽療法の合奏では、どなたでも失敗感なく楽しめ、美的な満足が得られ、人と一緒に演奏するなかで社会性が発揮されるように音楽療法士がアレンジしていますので、今回も、曲が終わると感動の溜息や感嘆の拍手が沸き起こり、みなさんで達成感を共有されている様子が伺えました。
セッションから数日経った今日、参加された方から「音楽療法から帰ってきた後、自分のなかで楽しさが何日も持続しています」との嬉しいご報告をいただきました。
(記 前橋)

次回2月の「音楽療法サロンGo武蔵野」の活動は2月16日(月)の10:30~12:00の予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は、右にありますカテゴリーの「Go武蔵野 参加者募集中」をご覧下さい。

「音楽療法サロンGo武蔵野」
 11月・12月の活動報告

【11月】
11月からは「ぐっどういる境南」の二階に会場を移して開催しています。
11月17日は二回目のセッション。
「音楽療法はどういうものなのか?」「なぜ、どういうメカニズムで、心身によい影響をもたらすのか?」など、参加者の方々から理論的な質問が寄せられていましたので、今回は資料も配布し、実際に音楽活動をやりながら、質問にお答えしながら進行しました。
「歌うときにからだを動かしていいのか?」などの具体的な質問に、「音楽すること」がこれまでの経験のなかでどういうことだったのか、を考え合う一幕もありました。
音楽療法のなかでは、「うまい・下手」とか「こうすべき」という懸念から心身を開放して変わることができる。そのことを実感していただけるときがくることを期待しています。
 
【12月】
12月は15日に行いました。
継続して参加してくださる方々が定着してきたので、この日初めて簡単な自己紹介をし合いました。
住んでいる町名を言うだけで、同じ地域に住む人どうし、話がはずみ、親しみがわき、その後のセッションの雰囲気も硬さがとれてアットホームなものになったようでした。これまでは個々それぞれに参加し「理論を知りたい」という個人的なニーズが先行している段階でしたが、「一緒に活動していきましょう」という共生的な関係へと変化していくプロセスの入り口に立ったと感じました。
プログラムは、毎回20曲くらいの様々な歌唱曲や楽器演奏用の曲を用意しており、何をやるかは、参加者の方々のご希望を伺いながら決めていきます。
リーダーの「最近話題になっている『広い河の岸辺』という歌を歌いませんか?」との発言に、男性の参加者の方から「案外ミーハーだな~」と笑いが出ましたが、「ミーハーというのは社会の変化に興味をもっているということですから、いいんですよ~」とリーダーも笑顔で応酬。まずは歌ってみました。音楽療法士も含めほとんどの方が歌った経験のない曲でしたが、まずピアノを聴きながら歌ってみる。すると歌詞がしみじみと迫ってもう一度歌いたくなる。誰も「知らない」としり込みせずに、心で歌うことができたように感じました。
「認知症予防・心身の健康維持 そして出会いの場」というここでの目的が、ご自分がやってみたいと思う活動を楽しむなかで得られていくこと、そのことを仲間同士で共感し合いながらよろこんでいただけることを心に描き、毎回のセッションを展開させていただきたいと思っています。
1月以降も、引き続き「ぐっどういる境南」二階で、毎月第三月曜日に開催いたします。
新しい方からのお申込みもいただいており、新たな出会いも楽しみです。
(記 前橋)

2015年1月の「音楽療法サロンGo武蔵野」の活動は1月19日(月)の10:30~12:00の予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は、右にありますカテゴリーの「Go武蔵野 参加者募集中」をご覧下さい。

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↑会場のぐっどういる境南の外観です。

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↑会場のぐっどういる境南の玄関にMMTの看板を置きました。

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↑ぐっどういる境南の2階です。音楽療法セッションはここで行います。

「音楽療法サロンGo武蔵野」
 10月の活動報告

「音楽療法サロンGo武蔵野」の初回セッションは、10月6日の予定が台風接近のため10月20日に延期となりましたが、13名のご参加を得て、武蔵野プレイス内パフォーマンススタジオにて実施しました。
内容は、「音楽療法で認知症を予防しよう」という目的に沿っての「音楽療法のお話と体験」で、まず音楽療法の定義や、認知症予防と音楽療法に関する研究報告について簡単にお話しし、そのあと実際にMMTの音楽療法セッションで行っている歌唱活動や楽器演奏活動などを体験していただくというプログラムで行いました。
初回でしたので、はじめのうちはやや緊張されている雰囲気もありましたが、音楽活動が始まると、真剣な表情で取り組み、笑顔や笑い声に包まれ、思わず口をついて出る感想の言葉を共感し合うなど、集中すると同時にリラックスした雰囲気も生まれ、受け身でない積極的な参加態度に皆様の意欲が感じられました。
あっという間の一時間半でしたが、終了後のアンケートには「初めて参加した音楽療法で楽しく活性化することができた」との感想をたくさんいただくことができました。
効果を実感していただくために、ぜひ、継続して参加していただきたいと思います。
11月からは会場を「ぐっどういる境南」に移しまして、毎月第三月曜日に開催いたします。
(記 前橋)

★「音楽療法サロンGo武蔵野」の今後の予定や詳細は、右にありますカテゴリーの「Go武蔵野 参加者募集中」をご覧下さい。

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↑セッションを行った武蔵野プレイスです。武蔵境南口駅前にあります。
 図書館や会議室、ワーキングスペースなどがあります。

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↑セッションを行ったパフォーマンススタジオです。武蔵野プレイスの地下2階にあります。

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↑パフォーマンススタジオの中です。椅子を半円形に並べて行いました。