2015年に入って初めての音楽療法セッションは、1月24日に「ぐっどういる境南」で行いました。参加者は13名で、初めての方が6名も参加してくださいました。
継続参加の方々が和やかな雰囲気を醸し出して場をリードしてくださるので、初参加の方々もすぐに緊張が和らいで楽しんでくださり、大変ありがたく思いました。
最初にどんな曲を歌いたいか、いろいろ話し合った結果、新年初回なのでまずは「一月一日」を歌うことに決定。歌唱活動では、歌の時代背景・作詞者のエピソード・歌詞の内容などを味わいながら歌ったり、いろいろな小物楽器を鳴らしながら歌い、さらにテンポの変化をつけるなどの展開をしてみました。
次に、頭と体をつかった活動をしましたが、右手と左手、あるいは足と手で、違うリズムを打つのは簡単そうでなかなか難しく、思わず出る苦笑いと汗。それでもテンポよく歌いながら、頭が熱くなるほど集中できて、終わると頭がすっきり!
そして合奏。音楽療法で使われる楽器は、あまり見たことがないものも多いので、毎回とても興味を持たれます。音楽療法の合奏では、どなたでも失敗感なく楽しめ、美的な満足が得られ、人と一緒に演奏するなかで社会性が発揮されるように音楽療法士がアレンジしていますので、今回も、曲が終わると感動の溜息や感嘆の拍手が沸き起こり、みなさんで達成感を共有されている様子が伺えました。
セッションから数日経った今日、参加された方から「音楽療法から帰ってきた後、自分のなかで楽しさが何日も持続しています」との嬉しいご報告をいただきました。
(記 前橋)
次回2月の「音楽療法サロンGo武蔵野」の活動は2月16日(月)の10:30~12:00の予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は、右にありますカテゴリーの「Go武蔵野 参加者募集中」をご覧下さい。