第13回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
募集要項

2019年6月23日(日)に第13回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」を開催いたします。詳細をご確認の上、お申し込みください。

日程:2019年6月23日(日)
時間:13:30~16:50
会場:武蔵野市民会館 音楽室 (「武蔵境駅」北口徒歩3分程度) 
内容:「合奏を考えよう〜対象者の目的に合う楽器・曲の使い方〜」
*小グループでのロールプレイを実践します
*当日「音楽療法のためのピアノ小曲集」よりリチャード・トンプソン作曲『キャッチ・ザ・ビート』(英題「Themes for THERAPY」より『Cacth the Beat』)を使用しますので、事前に曲をご覧になってください。楽譜をお持ちでない方はお申し込みの際にその旨をご記入ください。当日、楽譜は配布いたします。  
対象:MMT会員/一般 16名  音楽療法士資格の有無は問いません
参加費:MMT会員1,000円/一般1,500円 参加費は当日受付でお支払い下さい
申込締切り:2019年6月15日(土)但し、定員に達し次第締切ります
申込方法:下記の参加申込みフォームからお申し込み下さい。
キャンセルの場合には3日前までに必ずご連絡ください。

研修会に参加されますと、日本音楽療法学会資格申請/資格更新のためのポイントが取得できます。
・資格認定申請のためのポイント(レポートなし):2ポイント
・資格更新申請のためのポイント(レポートなし):3ポイント
研修会終了時に、取得ポイント数を記載した参加証明書をお渡しいたします。

★MMT「音楽療法研修会 武蔵野」の概要は右上部に常にリンクしておりますMMT「音楽療法研修会」をご覧下さい。

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第12回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
活動報告

3月31日に第12回(2018年度第2回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」が武蔵野市民会館にて行われました。「楽器活動の目的とそのための楽器・曲の使い方を考える」をテーマに11名の方が参加されました。

希望の多かった児童、成人の領域にわかれ(3名程の3つのグループ)、タンバーを使った活動での目的や方法(差し出し方、タイミングなど)、曲の使い方、伴奏のつけ方などについて話し合い、発表しました。
グループでの話し合いでは、グループ内であらかじめ対象者と役割(セラピスト、ピアニスト、クライエントなど)を決め話し合いを進めました。対象者にどのようにタンバーを使い、どのように関わっていきたいか、そのためにどのような働きかけや音楽が必要となるか話し合い、実際に練習し、それに対してそれぞれの立場でどう感じたかなどを話し合い、タンバーを差し出す方法や、伴奏の付け方などのアイディアを出し合いました。
発表では、グループで設定した対象者や目的を説明し、ロールプレイを行いました。成人グループでは、理解力や行動のペースに差のある2人が活動を共有すること、児童グループでは、20名程の集団活動の中で、注目をして欲しい子どもに対応しながらいかにまとめて行うか、もう1つの児童グループでは、対象者の個々の課題に対応しながら活動を共有することを目的として発表を行いました。
発表中は、クライエント役の方の動きに思わず笑いがおきるなど、緊張感がありつつも穏やかな雰囲気の中で行われました。

今回は使用曲(「音楽療法のためのピアノ小曲集」よりイレーナ・ユルマン作曲「たいこをたたこう」)を事前にお知らせし、参加者の方にまえもって曲に目を通していただいたうえで行いました。
それにより、使用曲を事前に把握できたのでよかったという声が多く聞かれました。
また、初めて参加された方からは、「自身では気づけなかったことを色々と気づけた」「自身がどのような傾向にあるかを知るのが大事」「それぞれの立場からの視点で話し合えたこと、実際に体験できてよかった」という感想が聞かれました。

今回のテーマは参加された多くの方に好評だったようで、また企画してほしいと声があがり、嬉しい限りです。このような参加された方からの声を受け止め、今後の研修会にいかせていけたらと思います。
(記 小林)

次回第13回(2019年度第1回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」は2019年6月23日(日)に行います。
★MMT「音楽療法研修会 武蔵野」の概要は右上部に常にリンクしております。
MMT「音楽療法研修会」概要をご覧下さい。


↑話し合いの場面です。お互いに意見を交換しアイディアを出し合います。


↑セラピストの後ろから忍び寄るクライエント。この後、会場には笑いの渦が!


↑高く差し出されたタンバーに狙いを定めています。