第17回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
募集要項

2023年1月29日(日)に第17回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」をオンラインにて開催いたします。詳細をご確認の上、お申し込みください.。

日程:2023年1月29日(日)
時間:13:30~16:45
会場:zoomにて実施
内容:「臨床にまつわる困りごとなどを共有してみませんか?」
対象:MMT会員/一般 16名  音楽療法士資格の有無は問いません
参加費:MMT会員1,000円/一般1,500円
  参加費は受付完了の連絡受信後、1月26日(木)までにお振込下さい
【振込口座】 
     郵貯銀行 普通預金口座 記号10030 番号61200701
     口座名 トクヒ)オンガクリョウホウノカイムサシノ
申込締切り:2023年1月21日(土)但し、定員に達し次第締切ります
申込方法:下記の参加申込みフォームからお申し込み下さい。
※キャンセルの場合には3日前までに必ずご連絡ください。また一度ご入金いただきました参加費は大変恐れ入りますが返金いたしかねますのでご容赦ください。
      

第17回研修会のテーマは、「臨床にまつわる困りごとなどを共有してみませんか?」です。日々の臨床や対人援助を行う中で、何かずっと心にひっかかっている困りごとや、誰にどのタイミングで相談したらいいかわからない悩みごとなどありませんか?
お互いに話してみることで、自分の困りごとを客観的に捉えたり、ちょっと違った視点で考えたりできるかも知れません。当日は、3つのグループに分かれて、小人数での対話を行います。
♪「援助者(同僚、他職種、保護者等)との関係について」
例えば、Clへの関わりの視点をどうやって共有する?お互いの視点の違いを尊重しつつ理解し合うためには?伝える難しさ、関係を深める難しさ、連携する難しさ・・・どんな時に、どんなことを感じますか?どう向き合っていますか?
♪「クライアントの特性への対応について」
例えば、セッション中にClへの対応に困った時、またその後、どう乗り越えてる?気になる行動への対応はどうしてる?Clとの関係性でいき詰まる時・・・どんな時に、どんなことを感じますか?どう向き合っていますか?
♪「自分が思う音楽療法士の在り方について」
例えば、音楽療法士としてどう在りたい?続けていくことに悩んだことは?音楽療法の仕事をしていてもしていなくても、音楽療法士として生きていく姿勢って・・・どんな時に、どんなことを感じますか?どう向き合っていますか?

<お申し込みの前にご確認ください>
・参加グループについては、事前にご希望を伺い、当日までに決定いたします。詳しくは、お申し込み後にご案内いたします。
・お申し込みの際、zoomの使用経験についてご記入ください
初めての方には、お申し込み後に別途接続についてご案内いたします。
・ネット環境に接続できるスマートフォン、タブレット、パソコンのいずれかが必要となります。パソコンをお勧めいたします。
・当日、遅刻、早退につきましては、分数に関わらず受講証明書を発行することができません。ご了承ください。

※研修会に参加されると日本音楽療法学会資格申請/資格更新のためのポイントが取得できる予定です。
 ・資格認定申請のためのポイント(レポートなし):2ポイント
 ・資格更新申請のためのポイント(レポートなし):3ポイント
研修会終了後に、取得ポイント数を記載した参加証明書をメールにてお送りします。               
                                   
★MMT「音楽療法研修会 武蔵野」の概要は右上部に常にリンクしておりますMMT「音楽療法研修会」をご覧下さい。

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第16回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
活動報告

6月27日に第16回(2021年度第1回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」がオンラインにて行われました。「事例発表/事例をもとにしたロールプレイ」をテーマに17名の方が参加されました。

事例発表ではポスター発表「音への気づきを手がかりに対人関係に改善が見られたASD児」と口頭発表「知的障害A氏のタイコの打音に及ぼすピアノの弾き方の工夫」の2事例が発表されました。ポスター発表10分間、口頭発表15分間の後、それぞれ30分間の質疑応答の時間を設けました。質疑応答では、様々な質問があがり、意見が交わされました。発表者の方からは、事例をまとめるにあたり、言語化することの難しさを実感したとの感想がありました。

次に4〜5名のグループにわかれ事例をもとにしたロールプレイの話し合いを行いました。口頭発表の内容をもとに「”打点のしっかりした連打”を促すピアノ」について取り上げました。
グループの話し合いでは、まず事例で使用された楽曲を用いて「メロディーのみ」「拍のみ」「メロディー+拍」をセラピスト役がピアノで弾き、クライエント役がタイコを叩きました。それらをもとに様々なアイディアを出し合い、音を出し体験しながら話し合いました。
発表では、それぞれのグループで話し合ったことを説明しロールプレイを行いました。1つ目のグループでは、打点の連打に注目し、ベース音とメロディのバランスについて工夫しました。2つ目のグループでは、拍を刻むことで叩き続けやすくなることに注目し、拍を強調してピアノを弾く工夫をしました。3つ目のグループでは、拍(ベース)を強調することに注目し、メロディとベース音の音域を広げるなどの工夫をしました。

ロールプレイについて参加者の方からは「ピアニスト役とクライエント役のそれぞれの立場からは音楽の聴こえ方が違うことに気付かされた」「セラピストとして、活動をどう展開していくか、提供していくかすり合わせが大切だと思った」「どのように叩いてもらうかによって、伴奏やタイコの提示がかわるのだと思った」などの感想が聞かれました。

当研修会では、事例発表の際、質疑応答の時間を長く設け、じっくりと話し合い、意見交換ができるよう心掛けています。参加者の方からも「考える時間が持ててよかった」「事例に対する質問、視点が勉強になった」という感想が聞かれ、当研修会で事例発表をしたいという声も聞くことができました。

今回もオンライン越しでありましたが、参加者の皆さんと顔を合わせ話し合う機会を持つことができよかったと思います。
今後も参加者の皆さんの声に応えられるよう研修会を行っていきたいと思います。
                                  (記 小林)

次回第17回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」は決定次第お知らせいたします。
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MMT「音楽療法研修会」概要をご覧下さい。

第16回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
募集要項

2021年6月27日(日)に第16回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」をオンラインにて開催いたします。詳細をご確認の上、お申し込みください。また、事例発表の発表者を公募いたします。発表を希望される方は下段の応募要項をご覧ください。ご応募をお待ちしております。

日程:2021年6月27日(日)
時間:13:30~16:45
会場:zoomにて実施(参加者には申込み後、メールでURLをご案内します)
内容:「事例発表/事例をもとにしたロールプレイ」
対象:MMT会員/一般 16名  音楽療法士資格の有無は問いません
参加費:MMT会員1,000円/一般1,500円
※参加費は受付完了の連絡受信後、6月24日(木)までにお振込下さい
【振込口座】 
     郵貯銀行 普通預金口座 記号10030  番号61200701
     口座名 トクヒ)オンガクリョウホウノカイムサシノ

申込締切り:2021年6月19日(土)但し、定員に達し次第締切ります
申込方法:下記の参加申込みフォームからお申し込み下さい。
     ※キャンセルの場合には3日前までに必ずご連絡ください。

<お申し込みの前にご確認ください>
・小グループでのロールプレイを行います。多少の音出しが可能な環境でご参加ください。
・お申し込みの際、zoomの使用経験についてご記入ください。
・希望される方にはzoom使用についての資料をご案内いたしますので、お申し込みの際、その旨をご記入ください。
・当日までに各自接続確認をお願いいたします。
・ネット環境に接続できるスマートフォン、タブレット、パソコンのいずれかが必要となります。パソコンをお勧めいたします。
・当日、参加者の都合(通信不具合を含む)で20分以上参加が確認できない場合は受講はできますが、受講証明書を発行することができません。ご了承ください。

※研修会に参加されると日本音楽療法学会資格申請/資格更新のためのポイントが取得できま
す。
 ・資格認定申請のためのポイント(レポートなし):2ポイント
 ・資格更新申請のためのポイント(レポートなし):3ポイント
研修会終了後に、取得ポイント数を記載した参加証明書をメールにてお送りします。  

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応募要項

※応募要項が表示できない方はフリーソフトAdobe® Reader®をダウンロードしてください

第15回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
活動報告

9月20日に第15回(2020年度第1回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」がオンラインにて行われました。「ロールプレイを通してオンライン音楽療法セッションについて学ぼう」をテーマに16名の方が参加されました。

今回の研修会では、お元気な高齢者グループのオンラインセッションでの歌唱活動において、“皆で一斉に歌うと音がずれる”という条件の中、セッション参加者からの「全員で一緒に歌いたい」という要望を叶えるために、一体感、達成感、所属感が得られるよう、どのような工夫ができるかを、3つのグループにわかれ話し合い、発表をしました。

まず最初に、オンラインでの全員同時歌唱を体験しました。1度目は音をミュートにして歌い、2度目はミュートを解除して歌いました。ミュートにして歌うとセラピストのピアノに合わせ1人で歌っているように感じられました。ミュートを解除するとそれぞれに時間差が出てきて歌声にずれが生じましたが、音はずれていても人の声が聞こえる安心感がある、ずれる不安もあるが皆で歌いたいと感じた、など感想が聞かれました。

グループの話し合いでは、どのようにしたらずれを気にせずに歌い一体感などを得られるか、そのためにどのような工夫ができるかを考え、様々なアイディアを出し合い、実際に行いながら話し合いました。
発表では、それぞれのグループで話し合ったことを説明しロールプレイを行いました。1つ目のグループでは、音楽の伴奏に焦点が当てられていました。速いテンポ、大きな音はオンライン上では伝わりにくいということから、ゆっくりのテンポで平坦に伴奏の音も少なくすること、またセラピストはリズムを身体で大きくとり相手に伝えるようにする、などがあがりました。2つ目のグループでは、視覚的な補助について焦点が当てられていました。セラピストの口元を見ながら歌うとずれが少なく感じた、また、視覚からの情報としてリズムに合わせ身体を揺らすというアイディアには身体の動きが気になり歌に集中できなかった、などがあがりました。3つ目のグループでは、参加の仕方に焦点が当てられていました。画面から目をそらして歌ってみたが、よりどころのなさを感じた。声の大きさを変えてみたが大きいと他者の声が聞こえず、小さいと鼻歌のように感じた、などがあがりました。また歌詞を画面に出し、歌詞を指差しで歌ってみると、勉強的になってしまう感じがしたが、よりどころが少しはできた感じがしたなどがあがりました。

今回の研修会ではオンラインセッションを取り上げロールプレイを行いましたが、オンライン上での問題点や対面でのセッションとは違う点などを実際に体験することができ、考えることができました。
参加者の方からはオンラインセッションは難しいと感じたと前置きがありながらも「話し合いの中で色々試せたことがよかった」「皆で歌うことの楽しさが再確認できた」「色々なコツや工夫で、できないことはないように思えた」などの感想が聞かれました。

今回、MMT初のオンライン研修会を開催しました。現在、集まることが難しい中、オンラインで行い、参加者の方も顔を合わせることができよかったというお声をいただくことができました。今後も対面、オンラインと状況に合わせ開催を考えていきたいと思います。
(記 小林)

次回第16回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」は決定次第お知らせいたします。
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MMT「音楽療法研修会」概要をご覧下さい。

第15回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
募集要項

2020年9月20日(日)に第15回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」をオンラインにて開催いたします。詳細をご確認の上、お申し込みください。

日程:2020年9月20日(日)
時間:14:00~16:00
会場:zoomにて実施(参加者には申込み後、メールでURLをご案内します)
内容:「ロールプレイを通してオンライン音楽療法セッションについて学ぼう」
対象:MMT会員/一般 16名  音楽療法士資格の有無は問いません
参加費:MMT会員1,000円/一般1,500円円                  
参加費は受付完了の連絡受信後、9月17日(木)までにお振込下さい
【振込口座】 
      郵貯銀行 普通預金口座 記号10030  番号61200701
      口座名 トクヒ)オンガクリョウホウノカイムサシノ

申込締切り:2020年9月12日(土)但し、定員に達し次第締切ります
申込方法:下記の参加申込みフォームからお申し込み下さい。
     ※キャンセルの場合には3日前までに必ずご連絡ください。

<お申し込みの前にご確認ください>
・小グループでのロールプレイを行います。多少の音出しが可能な環境でご参加ください。
・お申し込みの際、zoomの使用経験、オンラインセッションの実施経験についてご記入ください。
・zoom使用については資料をご案内いたしますので、当日までに各自接続確認をお願いいたします。
・ネット環境に接続できるスマートフォン、タブレット、パソコンのいずれかが必要となります。パソコンをお勧めいたします。
・当日、参加者の都合(通信不具合を含む)で20分以上参加が確認できない場合は受講はできますが、受講証明書を発行することができません。ご了承ください。

研修会に参加されますと、日本音楽療法学会資格申請/資格更新のためのポイントが取得できます。
・資格認定申請のためのポイント(レポートなし):1ポイント
・資格更新申請のためのポイント(レポートなし):1.5ポイント
研修会終了時に、取得ポイント数を記載した参加証明書をお渡しいたします。

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第14回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
活動報告

1月26日に第14回(2019年度第2回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」が武蔵野市民会館にて行われました。「ピアノ伴奏について考えよう~歌唱活動・身体活動~」をテーマに15名の方が参加されました。

初めにウォーミングアップとして、ピアノを弾く時の心持について、どのようにクライエントのために音を出すことができるかについて体験をしました。参加者全員でピアノの周りに円となり順番に1音ずつ出していきました。最初は何も考えずまず音を出すことから始まり、だんだんと「前の人の音を聴いてつなげて音を出す意識を持つ」「前の人の音につなげ、次の人につなげる意識を持つ」「部屋の大きさを見て、部屋全体に響くことを感じて音を出す意識を持つ」などテーマが提示され、それを自身で意識しながら音を出し合いました。このウォーミングアップでは、それぞれの意識の持ち方や音への感じ方で音の大きさや、長さ、弾く時のタッチの重さ、響きの柔らかさなどに違いが出てくることに耳を傾けました。

次に児童2グループ、高齢者1グループにわかれロールプレイを行いました。今まではグループごとにロールプレイを行い、その結果を発表してきましたが、今回は当研修会では初の試みの、『グループでのロールプレイを他グループの前で行い発表までの過程を見てもらうという公開スタイル』の形で行いました。
まずグループで「ピアノ伴奏について臨床場面で困っていること」を話し合い、悩みなどを共有し、ロールプレイで取り上げる内容を選びました。その後、グループごとにロールプレイを行いました。ロールプレイでは内容についてどのような工夫ができるか、どのように考えられるかなど話し合い、ピアノを弾いて試してみながらアイディアを出し合いました。また今回は公開スタイルということで、グループ内で話が行き詰った時は、他グループの方たちに意見を求めることもできました。
児童グループ①では「伴奏の付け方がワンパターンになりがち」ということについて話し合われました。「雪」に伴奏をつけお互いに弾き合い、音域を移動させて弾く、弾き方(軽やかに弾く、なめらかに弾くなど)を変えてみるなど意見を交わし合いました。
児童②グループでは、悩みを話し合いその中から伴奏コードの付け方や、コード(音)の選択の仕方について話し合われました。また、即興場面でクライエントが弾く音に対してセラピストが何を感じとりどのように音を付けていくかという話があがり、これには他グループの方にモデリングを行ってもらいました。
高齢者グループでは「埴生の宿」を使用し、弾き方による違いを体験し、そこから伴奏付けの工夫について話し合われました。歌いやすくするためにはブレスの部分でピアノの音を減らす、少しシンプルな伴奏の方が良いかもしれないなどの意見がでていました。

今回の研修会では、ピアノ伴奏に対してピアノは苦手だからと思うのではなく、どのように意識をして弾くか、その意識を自身へではなくクライエントに向けられるように考え、できることをしていくということが大切だとあらためて感じさせられました。
参加者の方からはウォーミングアップでは「1つの音だけれども目的を持つと心持が変わる」「自身がピアノに近づけたように感じた」またロールプレイでは「悩みを話し合う事で他者と共感することができてよかった」「自分の出す音に責任を持たなくてはならないと感じた」などの感想が聞かれました。

今回の研修会は公開スタイルのロールプレイを行うという初の試みでしたが、ピアノ伴奏に持つ悩みを参加者の方たちと共有することができ、これからピアノ伴奏に対する意識を少しでも変え臨床現場で生かすことができれば良いと思います。
(記 小林)

次回第15回(2020年度第1回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」は2020年9月20日(日)に行います。詳細は決定次第お知らせいたします。
★MMT「音楽療法研修会 武蔵野」の概要は右上部に常にリンクしております。
MMT「音楽療法研修会」概要をご覧下さい。


↑ウォーミングアップの場面です。「少し離れた位置に座っている方に音を届けるように弾く」というテーマに取り組んでいます。


↑ロールプレイの1場面です。話し合ったことを実際に行い、どのように工夫をしたら良いか案を出し合っています。


↑他グループのロールプレイを見ながら、参加者一人ひとりが考えています。

第14回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
募集要項

2020年1月26日(日)に第14回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」を開催いたします。詳細をご確認の上、お申し込みください。

日程:2020年1月26日(日)
時間:13:30~16:50
会場:武蔵野市民会館 音楽室 (「武蔵境駅」北口徒歩3分程度) 
内容:「ピアノ伴奏について考えよう〜歌唱活動・身体活動〜」
*小グループでのロールプレイを実践します
*児童・成人・高齢者から希望する領域を第2希望までお申し込みの際にご記入ください。
また、ピアノ伴奏でお悩みの事、困っている事がございましたら、その旨もご記入くだ
さい。
  
対象:MMT会員/一般 16名  音楽療法士資格の有無は問いません
参加費:MMT会員1,000円/一般1,500円 参加費は当日受付でお支払い下さい
申込締切り:2020年1月18日(土)但し、定員に達し次第締切ります
申込方法:下記の参加申込みフォームからお申し込み下さい。
キャンセルの場合には3日前までに必ずご連絡ください。

研修会に参加されますと、日本音楽療法学会資格申請/資格更新のためのポイントが取得できます。
・資格認定申請のためのポイント(レポートなし):2ポイント
・資格更新申請のためのポイント(レポートなし):3ポイント
研修会終了時に、取得ポイント数を記載した参加証明書をお渡しいたします。

★MMT「音楽療法研修会 武蔵野」の概要は右上部に常にリンクしておりますMMT「音楽療法研修会」をご覧下さい。

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第13回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
活動報告

6月23日に第13回(2019年度第1回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」が武蔵野市民会館にて行われました。「合奏を考えよう~対象者の目的に合う楽器・曲の使い方~」をテーマに19名と多くの方にご参加いただきました。

児童・成人・高齢者の領域にわかれ(児童2グループ、成人2グループ、高齢者1グループの計5グループ)、事前にお知らせしておいたリチャード・トンプソン作曲「キャッチ・ザ・ビート(「音楽療法のためのピアノ小曲集」より)」を使用し、それぞれの対象グループのニーズに合わせた合奏を考え、発表しました。

グループの話し合いでは、グループ内であらかじめ対象者と役割(セラピスト、ピアニスト、クライエントなど)を決め話し合いを進めました。楽器の選定、また対象者の目的のために曲・楽器をどのように活かすか、そのためにどのような働きかけや指示の出し方、音楽が必要となるか話し合い、実際に練習し、それに対してそれぞれの立場でどう感じたかを話し合い、アイディアを出し合いました。
発表では、グループで設定した対象グループや目的を説明し、ロールプレイを行いました。児童グループ①では、理解力や行動のペースに差のある3名にそれぞれのペースに合わせた合奏、また児童グループ②では、力のコントロールが難しく失敗感を感じてしまうクライエントに対し、成功体験がつめるようタンバーの差し出しに工夫をした合奏が発表されました。成人グループ①では使用曲に初めて取り組む設定の中、1人1人が満足感を得られるよう楽器の提示に工夫をした合奏、また成人グループ②では、2つのグループにわかれ、それぞれ役割を集中して行うこと、互いを意識し合うことを目的とした合奏が考えられました。高齢者グループでは様々なクライエントが集まったグループが皆で一緒に楽しめるよう、またその中で眠気の見られるクライエントには入眠しないよう工夫を加えた合奏が発表されました。
それぞれのグループの発表が行われ、それに対して意見交換が活発に行われました。その中には自身のグループでは思いつかなかったアイディアや視点などがあり、それらについてあらためて考えさせられました。

参加者の方からは「小グループで意見交換ができたこと、短い時間でまとめあげる大切さがよくわかった」「発表のあとの意見交換がとても勉強になった」「目的に合わせた曲や楽器の使い方を他の方の案ややり方を聞く事ができてよかった」などの感想が聞かれました。

上記のように参加された皆さまに何か1つでも参加してよかったと思える体験ができるよう、今後のテーマも考えていきたいと思います。
(記 小林)

次回第14回(2019年度第2回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」は2020年1月26日(日)に行います。
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↑児童グループの発表です。クライエントそれぞれのペースに合わせてThが働きかけています。


↑成人グループの発表です。楽器を鳴らす人に注目が向きお互いに意識し合えるようにすすめています。


↑発表後の意見交換の場面です。様々な意見や感想が飛び交いました。

第13回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
募集要項

2019年6月23日(日)に第13回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」を開催いたします。詳細をご確認の上、お申し込みください。

日程:2019年6月23日(日)
時間:13:30~16:50
会場:武蔵野市民会館 音楽室 (「武蔵境駅」北口徒歩3分程度) 
内容:「合奏を考えよう〜対象者の目的に合う楽器・曲の使い方〜」
*小グループでのロールプレイを実践します
*当日「音楽療法のためのピアノ小曲集」よりリチャード・トンプソン作曲『キャッチ・ザ・ビート』(英題「Themes for THERAPY」より『Cacth the Beat』)を使用しますので、事前に曲をご覧になってください。楽譜をお持ちでない方はお申し込みの際にその旨をご記入ください。当日、楽譜は配布いたします。  
対象:MMT会員/一般 16名  音楽療法士資格の有無は問いません
参加費:MMT会員1,000円/一般1,500円 参加費は当日受付でお支払い下さい
申込締切り:2019年6月15日(土)但し、定員に達し次第締切ります
申込方法:下記の参加申込みフォームからお申し込み下さい。
キャンセルの場合には3日前までに必ずご連絡ください。

研修会に参加されますと、日本音楽療法学会資格申請/資格更新のためのポイントが取得できます。
・資格認定申請のためのポイント(レポートなし):2ポイント
・資格更新申請のためのポイント(レポートなし):3ポイント
研修会終了時に、取得ポイント数を記載した参加証明書をお渡しいたします。

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第12回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」
活動報告

3月31日に第12回(2018年度第2回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」が武蔵野市民会館にて行われました。「楽器活動の目的とそのための楽器・曲の使い方を考える」をテーマに11名の方が参加されました。

希望の多かった児童、成人の領域にわかれ(3名程の3つのグループ)、タンバーを使った活動での目的や方法(差し出し方、タイミングなど)、曲の使い方、伴奏のつけ方などについて話し合い、発表しました。
グループでの話し合いでは、グループ内であらかじめ対象者と役割(セラピスト、ピアニスト、クライエントなど)を決め話し合いを進めました。対象者にどのようにタンバーを使い、どのように関わっていきたいか、そのためにどのような働きかけや音楽が必要となるか話し合い、実際に練習し、それに対してそれぞれの立場でどう感じたかなどを話し合い、タンバーを差し出す方法や、伴奏の付け方などのアイディアを出し合いました。
発表では、グループで設定した対象者や目的を説明し、ロールプレイを行いました。成人グループでは、理解力や行動のペースに差のある2人が活動を共有すること、児童グループでは、20名程の集団活動の中で、注目をして欲しい子どもに対応しながらいかにまとめて行うか、もう1つの児童グループでは、対象者の個々の課題に対応しながら活動を共有することを目的として発表を行いました。
発表中は、クライエント役の方の動きに思わず笑いがおきるなど、緊張感がありつつも穏やかな雰囲気の中で行われました。

今回は使用曲(「音楽療法のためのピアノ小曲集」よりイレーナ・ユルマン作曲「たいこをたたこう」)を事前にお知らせし、参加者の方にまえもって曲に目を通していただいたうえで行いました。
それにより、使用曲を事前に把握できたのでよかったという声が多く聞かれました。
また、初めて参加された方からは、「自身では気づけなかったことを色々と気づけた」「自身がどのような傾向にあるかを知るのが大事」「それぞれの立場からの視点で話し合えたこと、実際に体験できてよかった」という感想が聞かれました。

今回のテーマは参加された多くの方に好評だったようで、また企画してほしいと声があがり、嬉しい限りです。このような参加された方からの声を受け止め、今後の研修会にいかせていけたらと思います。
(記 小林)

次回第13回(2019年度第1回)MMT「音楽療法研修会 武蔵野」は2019年6月23日(日)に行います。
★MMT「音楽療法研修会 武蔵野」の概要は右上部に常にリンクしております。
MMT「音楽療法研修会」概要をご覧下さい。


↑話し合いの場面です。お互いに意見を交換しアイディアを出し合います。


↑セラピストの後ろから忍び寄るクライエント。この後、会場には笑いの渦が!


↑高く差し出されたタンバーに狙いを定めています。