10月19日、武蔵野市のMMT事務局にて、第3回MMT「音楽療法研修会 武蔵野」が行われました。
午前は個人スーパービジョンを行い、4名の方が参加しました。4名の方は音楽療法士資格取得を目指し、試験の準備をしています。
午後はピアスーパービジョンを行い、9名の方が参加しました。
最初にスーパービジョンの種類やピアスーパービジョンについて、またファシリテーターの役割などについて資料を基に説明を行いました。その後はビデオを見ながら話し合いました。前半はクライエント(対象者)の行動に焦点をあて、クライエントが音楽療法セッション中にとった行動の意味について推測し、意見を出し合いました。休憩後の後半はセラピストの関わりに焦点をあて、クライエントの行動についてセラピストが何を感じとりどう関わったのか、どう関わるのが良かったのかについて話し合いました。
今回はMMT研修会でピアスーパービジョンを行うのが初めてのため、ファシリテーターをたて、様々な意見によって論点を見失わないよう話題の方向性を調節し進行を行いました。
参加者からは、「自分の思いや意見をことばにして伝える難しさを感じた」「ビデオや他者の意見に刺激をうけた」「ひとつのケースについて真剣に考え続け、とてもエネルギーを使った」などの感想が聞かれました。「また企画して欲しい」との要望が多くあり、それぞれの参加者にとって充実した時間となりました。
(記 西條)
次回は2月8日(日)に行います。詳細は決定次第お知らせいたします。
MMT「音楽療法研修会 武蔵野」の概要は右上部に常にリンクしておりますMMT「音楽療法研修会」をご覧下さい。
↑MMT事務局にはMMTの看板が掲げてあります
↑発表者からの音楽療法セッション場面の説明に、参加者は耳を傾けます